ヨガの基本呼吸法2 アヌローマヴィローマ(ナディショーダナ)
はじめに
ヨガは呼吸を重要視していて、ほかの運動やストレッチと違い動きと呼吸を連動させて行います。
心と呼吸は相互に依存していて、正しい呼吸によって健康と心の状態もコントロールできると考えられています。
前回のカパラバティ呼吸法に続いて「アヌローマヴィローマ(ナディショーダナ)」と言う呼吸法について書いていきます。
アヌローマヴィローマ 片鼻ずつ交互に呼吸する
アヌローマヴィローマ(ナディショーダナ)もカパラバティと同様にオーソドックスな呼吸の練習方法です。こちらもよくポーズ前の事前準備として行います。アヌローマヴィローマはシヴァナンダヨガの呼称みたいです。
あぐらなど楽な姿勢となり、片鼻をふさぎながらもう片方で呼吸し交互に繰り返します。やり方はこちらの動画をみてください。
この方の動画はわんこがええ仕事してる(笑)
この先生の流派はポーズの後に呼吸の練習をするようです。ポーズのあとに呼吸をコントロールするのもリラックスできそうですね。鼻の通りも良くなっているかもしれません。
鼻のふさぎ方に特徴がありますよね。手で印を組むことを「ムドラー」と呼ぶそうです。
アヌローマヴィローマは動画の通り「ヴィシュヌ・ムドラー」の形で鼻をふさぎます。親指で陽のエネルギーを、薬指で陰のエネルギーを高めるそうです。
ちょっと勉強になりましたね。
毎回じゃないですがクラスでは自分のリズムで2分ほど練習していると思います。
吸う息の2倍の時間で吐いています。息は止めていませんね。
はい!やっぱりタオル必須です!(笑)
アヌローマヴィローマは左右の鼻呼吸のバランスを整えます。
鼻呼吸は左右いずれか片方で行うので、強制的に行うことで自律神経を整えてリラックスさせるのが目的です。
アヌローマヴィローマは以下の効果があります。
- 気道の粘液質や不純物の除去
- 肥満の改善
- 血液循環の改善
- 消化力の向上
- 病気の改善・予防
- 自律神経を整える
過酸素症状は非常に危険なため、練習のやり過ぎはくれぐれも気を付けてください。
おわりに
ヨガの基本的な呼吸法であるアヌローマヴィローマ呼吸法について学びました。
この呼吸の練習をしていて普段は片鼻しか使っていないのだなとか、鼻の通りが日によって左右違ったりするとか気付いて面白かったです。
呼吸法の練習って、花粉症は持っていない(と思ってる)ですが鼻から出る汗はどーしようもないですね~。
あと鼻が鳴っても気にするなw です。
さてヨガの呼吸法は色々ありますが、クラスでは練習したものは書きましたので次回は違うことを書こうと思います。ついに瞑想かな!
以下は呼吸法について色々書いてありそうなので貼っておきます。
ヨーガ体操&呼吸法 〜ヴェーダ・瞑想・ヨーガ/ヴェーダセンター/VEDA CENTER
皆さまのアドバイスをいただけましたら幸いです。
それでは、自分の呼吸を感じて。ありがとうございました。